ネッコチップ工法とは

施工手順

撒きだし 施工手順

施工の手順

 

  • 現地発生土(表土含む)の採取

    現地発生の堀削土に表土が含まれるように、バックホウのバケットで採取する。

    採取状況

    採取状況

  • チップ製造(別途施工)

    タブグラインダ(4インチスクリーン使用)により、長さ15cm以下、幅1cm以下の針状チップを製造します。但し、ご用意いただいたチップがある場合やご指定等がある場合には、そのチップを使用します。

    タブグラインダ

    タブグラインダ

  • 生育基盤材製造

    強制練り2軸ミキサーを搭載した専用プラントで、生育基盤材料を製造します。チップと現地発生土は体積比1:1の割合で混合します。

    定置式大型プラント

    定置式大型プラント

    移動式小型プラント

    移動式小型プラント

  • 生育基盤造成(撒きだし)
    • 標準施工

      ネッコチップ工法では、バックホウのアタッチメント方式による施工を行うため、これまで使用できなかった材料を生育基盤材料として再利用できます。 標準施工タイプでは法面1段ごとの施工となりますが、ロングアームのバックホウを使用するタイプでは法面2段まで施工可能です。

      標準施工

      標準施工

      ロングアーム施工

      ロングアーム施工

    • 高所多段法面への施工

      高所多段法面に対しては、高速ベルトコンベア式撒きだし機を移動式クレーンで吊り上げて施工します。生育基盤材製造プラントは標準タイプと同じシステムを使用します。

      高所施工システム(クレーン方式)

      高所施工システム(クレーン方式)

ポンプ圧送方式による施工

ポンプ圧送方式は、大きなチップ材(生チップ材)と現地発生表土を含む生育基盤材料を、緑化対象法面下部までコンクリートにより圧送し、WY字管を用い法面にエア搬送して生育基盤を吹付けます。 これまでのネッコチップ工法標準施工システムと同一の材料を使用して、法高60m、総配管長200m以下の施工が可能です。高所多段法面や法面前面に重機が配置できない場所に適用できます。

ポンプ圧送方式

ポンプ圧送方式